アタランタ・ベルガマスカ・カルチョ(Atalanta Bergamasca Calcio)は、イタリアのロンバルディア州ベルガモを本拠地とするサッカークラブである。チーム名のアタランタとはギリシア神話のアタランテーのこと。以降はセリエA定着と中位を目指すシーズンが続いていたが、2016年に就任したジャン・ピエロ・ガスペリーニが3バックを軸に対戦相手によって中盤と攻撃陣を柔軟に変化させるシステムを採用し、快進撃を披露。さらにロベルト・ガリアルディーニ、マッティア・カルダラ、レオナルド・スピナッツォーラ、アンドレア・コンティなど下部組織出身を含む多くの若手選手が台頭した。2018-19シーズンはサパタが23ゴール、イリチッチが13ゴールとツートップが好調を維持し、冬の移籍市場で選手の引き抜きにあいながらもナポリ、インテル、ASローマなどの上位陣を撃破。クラブ史上最高となる3位でシーズンを終え、クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。2019-20シーズンUEFAチャンピオンズリーグでは3連敗でスタートしたが、その後は勝ち点を重ね大逆転で決勝トーナメントに進出、決勝トーナメント1回戦のバレンシアCF戦ではファーストレグを4-1、セカンドレグではイリチッチが4ゴールを挙げ4-3とそれぞれ勝利、2戦合計8-4としクラブ史上初の準々決勝に進出した。