フトゥボル・クルーベ・ド・ポルト (ポルトガル語: Futebol Clube do Porto) は、ポルトガル・ポルトに本拠地を置くサッカークラブである。ポルトガルのトップリーグであるプリメイラ・リーガに所属し続けている。2010-11シーズンは史上初のリーグ無敗優勝、それも30試合27勝3分け、73得点16失点という成績を残し、さらにタッサ・デ・ポルトガル、後述のUEFAヨーロッパリーグも優勝し、ポルトガル史上初の3冠を達成した。直後のUEFAスーパーカップではFCバルセロナに敗れて優勝を逃した。国内リーグで1994-95シーズンから1998-99シーズンにかけて、プリメイラ・リーガ史上初、そして唯一の5連覇を達成した他、UEFAヨーロッパリーグ2回優勝 (2002-03・2010-11) 、UEFAチャンピオンズリーグ優勝 (1986-87・2003-04) を初め、2度の世界一に輝くなど国際タイトルも数多く獲得してきた。ポルトガルのサッカークラブで唯一、クラブ世界一の称号を手にしたクラブである。ポルトガルで最も人気のあるフットボール・チームの一つである。まだ欧州で無名の若手を安く買い、育てて他のビッグクラブへ高額で売却するという方針で多額の利益を上げており、これまでリカルド・カルヴァーリョ、ブルーノ・アウヴェス、ラウール・メイレレス、ジョアン・モウティーニョ、フレディ・グアリン、ハメス・ロドリゲス、ルイス・ゴンサレス、リサンドロ・ロペス、フッキ、ラダメル・ファルカオといった選手が在籍してきた (下記参照) 。アメリカ「フォーブス」誌が、2003-04シーズンの世界のビッグクラブの収益体制を調査した報告によると、当時のクラブ収入は1億1000ドルで欧州第12位であった。